「起業はどのタイミングですればいいのか?」
あなたはそう思ったことありませんか?
起業をしたいと考えてる人の中には、いきなり今の仕事を辞めて起業しようとする人って珍しくないんですよね。
たしかに起業一本に絞れば、自分の労力と時間を起業の為だけに注ぐ事ができます。
なにより退路を断ちもう後がない状態を作る事で、やるしかないという意識に変わります。
「自分はどんなことがあっても起業を成し遂げるんだ!」
という強い覚悟をもっているなら、いきなり起業してもいいかもしれませんね。
ただ僕はそれが得策とは思いません。
今回は、僕がそう思うキッカケとなった実例と、起業する前にやるべきことを話していきたいと思います。
いきなり起業した先輩
僕の知り合いで起業しようと思い立って、すぐに会社を辞めて起業した先輩がいます。
その先輩は
「どの道起業するのなら、早い内から一本に絞った方がいい」
って考えでした。
その先輩の事業内容としては、イベントや交流会を運営してその参加費などで収益を得るというものでした。
集めた参加費からイベントの会場代やスタッフやゲストへの報酬などを差し引いて黒字になればその残りが自分の収入になるのです。
一見集客さえできれば、うまく稼げるように思いますが、先輩のビジネスは難航していました。
イベントによっては集客にムラがあり、時には目標人数を下回り赤字の時も珍しくなかったです。
安定した収益化ができなかったんですよね。
結局その先輩は収入面で厳しくなってきたので、今ではバイトを始めたり就活をしています。
先輩がこの事業を成功させるには、一体何が足りなかったのでしょうか?
起業の基礎知識が足りてなかった
先輩は起業の基礎知識が足りてなかったからうまくいかなかったんですよね。
先輩は起業する時、起業勉強をせずにいきなり起業してしまいました。
その結果、
・どのように収益を出していくのか?
・集客するターゲット層はどこか?
・そのターゲットとなるお客は何を求めているか?
・どんな内容のイベントだったらお客は喜んでくれるか?
・どのような媒体を使って集客していくか?
・リピート客を増やすためには何をすればいいのか?
など・・・
その辺の部分が曖昧なままでイベントを行っていました。
ようはビジネスモデルやマーケティング、集客に販売など、起業するうえで必要となる、あらゆる知識が不足してたんですよね。
おかげでイベント毎のムラがひどかったです。
たまたま集客したい層とイベントの内容がマッチした時は、大勢の参加者がいました。
逆に内容がお客さんとマッチしていないと、イベント会場がスカスカの状態で収益も当然赤字。
ターゲット層やコンセプトをしっかり決めてないから、こういったことになるんです。
あとは先輩がやっているイベントは、リピーターがすこぶる少なかったです。
お客が求めているようなイベントを提供できていなかったんでしょうね。
集客数を増やして収益を伸ばしたいなら、新規客を増やすよりもリピート客を増やすことが大事です。
新規客とリピート客では、集客にかかる労力がまるで違います。
例えば、100人のイベントを開催したとして、次のイベントに来てくれるお客さんが10人しかいなかったらどうなるでしょう?
また100人規模のイベントをするなら、90人の新規客を連れてこないといけませんよね。
集客をした経験がある人ならわかると思いますが、90人を集客する事って簡単な事じゃありません。
イベントの事を知らない人に、まずイベントに興味を持ってもらって、そこから集客につなげていくんですから。
5人でイベントをしようとするなら、新規客を1人あたり18人連れてこないといけないわけです。
もしあなたが集客する立場だとして、それができますか?
それが1度だけではなく、何回もするんですよ。
新規客を集めることが、かなり大変なのが分かったんじゃないでしょうか。
これがリピート客が90人の場合だったらどうでしょう。
新規客は10人連れてこればいいことになります。
5人でイベントをするなら、1人あたりの新規客は2人で済みます。
これだったら、毎回できそうと思いますよね。
それに集客にかけてた労力を、イベントのクオリティをあげるためとか、別の事に回すことができます。
リピート客を増やすことは、新規客を集めることよりも重要なんですよ。
だけど先輩のイベントは、リピート客が全然いなかったので、毎度新規客を集めるために労力を使う必要があった。
そのため内容のない、つまらないイベントをしてしまう。
イベントがつまらないため、また新規客が集まらなくなる。
結果集客数が減り、収益もみるみる減って、最終的に赤字ばっかり。
さまざまな要因が重なって、先輩は安定した収益を稼ぐ事ができず、最終的にサラリーマンの道を目指す事となりました。
起業する前にまずは起業の勉強をしよう
先輩の例でも言った通り、起業の知識がない状態で起業しても、失敗するのがオチです。
そうならないためにも、起業する前にまずは起業の勉強をしましょう。
起業の基礎知識がないと、
・どのようにお客にアプローチすればいいのか
・どのターゲット層をお客にするのか
・どのようにお客を集客すればいいのか
・お客に自分の商品を選んでもらう為にはどうすればいいのか
・お客が何を求めているのか
・どのようなサービスや商品を提供すればいいのか
・どのように相手にセールスすればいいのか
・どうすればお客がまたリピートしてくれるか
など・・・
起業において大事な部分が分からない状態で起業してしまうため、うまくいかないのです。
スポーツや仕事、物事においてなんでもそうですけど、まずは基礎から始めますよね。
野球を例にあげると・・。
ボールの投げ方が分からない、キャッチボールもした事ない人がいきなり160キロの剛速球を投げるなんてまず無理ですよね(笑)
最初に投げるフォームを学んだり、キャッチボールで実際にボールを投げてみたり、はたまた体力づくりから始まったり・・・。
基礎を身につけてようやく実践的なプレーができるようになり、それが結果に繋がっていきます。
起業も全く同じなんですよね。
起業の基礎知識を持ってない人が成功なんてまず無理なんです。
行動する前に、まずは起業の勉強をする事。
基礎知識を身につけてから初めて起業をした方が僕はいいと思います。
回り道になる事はありません。
むしろやり方を知ってからの方が、迷わず行動する事ができるので、結果を残すのは早いです。
今起業を考えている人はすぐに起業をするのではなく、起業の勉強をしてから起業する事をオススメします。
何で勉強すればいいのか?
起業の勉強をしてくださいと言っても、何で勉強をすればいいかわかんないですよね。
そんな人に僕がオススメする教材を紹介しますね。
それは次世代起業家育成セミナー特別編という教材です。
この教材で学習することで、集客やマーケティング、販売などの起業する上で必須となる知識や、実際に起業する上で自分の軸となってくる思考が身につきます。
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この次世代起業家育成セミナーはどういった内容なのか?どんな人が教えてるのか?どんな人が視聴すべきなのか?などなど。
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まとめ
今回は、起業はすぐにすべきじゃないって話と、まずは何をすればいいのかについて話してきました。
何度も言いますが、起業の知識を身につけてない状態で起業をするのは非常に危険です。
基礎ができてないのに結果を出せるほど、起業は甘いものじゃないですから。
あなたも起業をしたいと考えてるなら、いきなり起業するのではなく、まずは起業の勉強から始めるようにしましょう。
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