売上げのために商品を安売りしてはいけない2つの理由とは?

あなたは起業して商品やサービスを売る時、どのような方法を取れば売上げが伸びると思いますか?

さまざまな方法がありますが、その方法の1つに商品やサービスの価格を下げるという方法を思いついたかもしれません。

商品やサービスの価格を下げれば、その商品やサービスにお金を支払う人が増えるでしょう。

その結果売上げも伸びていく、そういった考えもありますね。

特に今の時代景気がよくありませんから、低価格商品やサービスって人気なんですよね。

だからといって安売りすることがいいわけではありません。

むしろ邪道と言っていいほど、安売りは絶対にしてはいけないんですよ。

結果的に自分の首を絞めることになってしまいます。

今回はそんな商品やサービスを安売りしてはいけない理由について話していきます。

 

安売りをしてはいけない2つの理由とは?

商品やサービスを安売りしてはいけない理由はこれです。

・お客さん1人あたりの利益が減ってしまう

・他の商品やサービスと比較されてしまう

あなたが売上げを伸ばしたいと考えてるなら、絶対に覚えておいてください。

次にこれらの理由について、1つずつ詳しく話していきますね。

 

お客さん1人あたりの利益が減ってしまう

1つ目の理由は利益が下がってしまうということです。

商品やサービスの価格を下げるわけですから、当然1人当たりの売り上げも下がってしまいます。

確かに価格を下げることによって、お金を支払うお客さんの数は増えていくでしょう。

でもトータルの売上げで見てみると、増えるどころかむしろ減ってしまう可能性が高いです。

それはどうしてなのか?美容院を例に話していきましょう。

今まではカットの価格を4000円で営業してました。

そんなある日、

「商品の価格を下げれば、たくさんお客さんが来店して売上げが増えるんじゃないか?」

という考えから、カットの価格を2000円に下げて営業することにしました。

今まで毎月100人のお客さんが来店してる美容院だとすると、毎月40万円の売上げを出してたことになります。

ただこれからは価格が4000円から2000円へ下がったことにより、売上げが2000円減ってしまいます。

以前より売上げを出そうとするなら、毎月201人のお客さんを来店させないといけません。

そうなると、毎月来店してる100人が全員リピート客だとしても、201人来店させるには最低でも101人の新規顧客が必要になってきます。

1日で計算すると、新規顧客を1日で3人以上は来店させないといけないんですよ。

この人数を価格を下げただけで集客できるのか?と考えるとかなり厳しい数字ですね。

なぜなら美容院はそこら中に店舗が溢れかえってます。

髪を切りたいというニーズや、美容院で髪を切りたいというウォンツが満たされてる状態なんですよ。

つまりどういうことかというと、新規顧客を集めようとしても、いろんなお店にお客さんが分散されてしまいます。

今まで美容院で髪を切ってなくて、新たに美容院で髪を切りたいと思うような人が大量発生する事はないでしょう。

仮に新規顧客を獲得できたとしても、101人までいく可能性はかなり低いってわけです。

だから思ったよりもお客さんが来店しないから、結果として売上げが減ってしまうんですよ。

 

他の商品やサービスと比較されてしまう

2つ目の理由は、他の商品やサービスと比較されてしまうことです。

安売りをすると価格競争に巻き込まれてしまうんですよね。

商品を買うお客さんは色んな層にわかれています。

価格が高くても絶大な効果がある物が欲しい人、価格はそこそこで効果も悪くない物が欲しい人、効果は気にせずとにかく安いものが欲しい人。

安売りをすると、ターゲットとなるのはとにかく安いものが欲しい人になってきます。

品質や性能が価格の近い他の商品やサービスより優れていたとしても、この層の人達はそれよりも安さに目がいきます。

例えば、格安スマホは性能や品質よりも価格の安さが求められてますよね。

安さが求められてるから、性能や品質をいくら高めようとあまり優位にたてません。

そのため自分の商品よりも安い価格で出してるところがあったら、お客さんはそっちにいってしまいます。

そこでお客さんに自分の商品を買ってもらおうと、商品の価格を下げることにしました。

そうすると一時的には自分のところにお客さんがやってくるかもしれませんが、別の人がさらに安い価格にすると、またお客さんが自分のところからいなくなってしまいます。

価格競争に巻き込まれると、イタチごっこのようになってしまうんですよ。

先ほどの美容院を例に話をしていきましょう。

カットの価格を4000円から2000円に下げたことによって、来店するお客さんの数を増やす事に成功しました。

ところが別のお店も負けじとカットの価格を1500円まで値下げしてきたのです。

値段の安さで来店していたお客さんは、当然もっと安くなった別のお店に取られてしまいました。

そこで自分のお店の来店数を増やすために、今度は価格を1000円まで値下げしようと考えたのです。

ここまで来ると価格競争で他に勝ったとしても、売上が増える可能性は低いですよね。

下げるだけ価格を下げてますから。

お客さんの数を増やそうと考えるあまり、商品やサービスを安売りしてしまうと、こういった問題があるんですよね。

 

売上を伸ばすためにはどうすればいいのか?

このように安売りをすると、売上げが伸びていかない事がわかったと思います。

じゃあ売上を伸ばすためにはどうすればいいのか?って事ですよね。

売上げを伸ばしたいなら商品の価格を上げればいいんですよ。

価格を上げればその分利益も増えますし、結果として売上が増えることになります。

「いや、何を当たり前のことを言ってるんだコイツ」と思ったかもしれませんね(笑)

価格を上げたらお客さん1人あたりの売上げは増えますが、逆にお客さんの数が減ると考えてしまうんでしょう。

でも価格を上げると、少ないお客さんでも十分な売上を出す事ができます。

引き続き美容院を例に話をしていきます。

元々はカットの価格が4000円、月間の来店するは100人、月間の売上が40万円でした。

このカット価格を4000円から8000円に値上げしました。

そうすると月間の来店するお客さんの数が51人を超えれば、今までの売上げを超える事ができるんですよ。

お客さんは無限にいるわけじゃありませんから、来店するお客さんの数を増やすよりも、お客さん1人当たりの売上げを増やした方がトータルの売上げが伸びやすいんですよ。

「理屈ではそうだが簡単な話じゃない」と思うかもしれませんが、やり方はいくらでもあります。

1つ例をあげると、ターゲット層を変更する事です。

今までとは違い、高級路線の人達や、価格が高くても効果が実感できるものを求めてる人達をターゲットにすればいいんですよ。

もちろんただ価格を上げればいいわけじゃありません。

その分サービスや商品の質を高めたり、価格に見合った価値だとお客さんに思ってもらえるようなマーケティングが重要になってきます。

ようはお客さんが価格に見合った価値だと感じてくれればいんです。

商品やサービスは価格で売るのではなく、価値で売るんですよ。

 

まとめ

売上げを伸ばそうと価格を下げることは邪道な考え方なんです。

その理由が今回わかったんじゃないでしょうか。

あなたも商品やサービスを提供するなら、売上げを伸ばす手段として安売りをする事は絶対にしないでくださいね。

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