あなたは行動に対して自分責めをしていませんか?
自分責めといってもさまざまなパターンがあります。
やらないといけない事だとわかっていても、気持ちが追いつかずに結局やらなくて、そんな自分を責めてしまうパターン。
学校のテスト勉強ややりたくない仕事などする時がそうだと思います。
あるいは行動したとしても、自分が思い描いてた結果を出すことができずに、そんな自分を責めてしまうパターン。
これは自分の好きなことや使命をもって取り組んでる仕事、全力で打ち込んでる部活の時とかそうじゃないですか。
どんな理由であれ自分責めをしてしまうと、やる気が下がって行動したくなくなりますよね。
なにより精神的に疲れてしまうから、自分責めをしても何もいい事はありません。
じゃあ自分責めをしないためにはどうすればいいんでしょうか?
今回はそんな自分責めをしなくなる方法を話していきます。
自分責めをしなくなる方法とは?
早速ですが、自分責めをしない方法を伝えます。
それは自分の事を『ねぎらう』ことです。
あなたはこれを聞いて、イマイチピンとこなかったかもしれませんね。
『ほめる』という言葉はよく聞く事があると思いますが、『ねぎらう』って言葉を日常で聞く機会はそんなにないと思います。
ちなみにこの二つの言葉、似てるようで全然違った意味なんですよ。
そして自分責めをしてしまう人は基本的にほめることしかしません。
自分責めをしないためには、自分をほめる他にも自分をねぎらうことも大切なんですよね。
次にこの『ほめる』と『ねぎらう』の違いと、ほめるだけの人はなぜ自分責めをしていまうのか解説していきます。
ほめるとねぎらうの違いとは?
じゃあほめる事とねぎらう事はどう違うのかって話ですよね。
これは自分や相手のどの部分に焦点を当てて声をかけるかの違いになります。
ほめるは自分や相手の『行動による結果』に対して声をかけます。
だから結果がよければほめますし、結果が出なければなにもしません。
一方でねぎらうは自分や相手の『行動そのもの』に対して声をかけます。
行動したらその後の結果は関係なしでねぎらうんですよね。
この違いが自分責めとどういった関係があるのでしょうか?
ほめるだけの人は自分責めをしてしまう
先ほど自分責めをしてしまう人は、ほめることしかしないと言いました。
だから行動したとしても、その結果が自分の望むものじゃなかったら自分を責めてしまいます。
「なんであんな事をしたんだ!」
「自分はなんでこんな事もできないんだ!」
って感じで、できなかった自分を追い詰めてしまうんですよね。
行動しなかった時なんて、そりゃあもう嵐のような自分責めですよ(笑)
結果が全てだと考えてる人にとって、行動しない事はもはや論外なこと。
もし「行動しようかな」って気持ちがあったとしても行動しなかったら、それは行動したいと思わなかった事と同じだと考えます。
自分責めをする人って、いい意味で言ったら自分自身に厳しい人なんですよ。
自分責めをする事で、自分を追い詰めて奮い立たせ、次は結果を出そうと行動します。
確かにこれで行動をして、結果を出せるならそれでいいと思います。
だけど自分責めばかりしてると、たちまち精神的に疲れてきて、行動するやる気が起きなくなるんですよ。
自分責めをしてしまうって事は、自分自身を否定してる事と同じです。
行動した自分や行動しようと思った自分を認めようとはせずに否定ばかりしてしまいます。
それが続いていくと、
「自分はダメなやつなんだなぁ・・・」
と思うようになり、最終的には「行動したくない」って気持ちに変わってしまい、行動しなくなります。
あなたも経験した事ありませんか?
自分責めをするあまり、疲れてしまい、考えるのもめんどくさくなって、最終的に投げ出すようにやめてしまった経験が。
自分責めってだんだん自分の心を蝕んでいくんですよね。
だからほめることしかしない人は結果を出せるまで自分責めをします。
自分責めをしないようにするためにも、ほめるだけじゃなくてねぎらう事も必要なんですよ。
どういう時にねぎらえばいいのか?
じゃあどういったタイミングでねぎらえばいいのか?ですよね。
それは自分が行動してる時や行動を起こした瞬間、行動しようかなと思い立った瞬間など、ねぎらう場面はたくさんあります。
実際に行動しなくても、行動しようかと一瞬でも考えたなら、それに対してねぎらうことができるんですよ。
もしかして、あなた今ポカーンとしてませんでしたか?
「行動したことに対してねぎらうならまだわかる、でも行動しようと考えただけでねぎらうなんて意味がわからない」
そう思ったことでしょう。
今までほめる事でしか自分を認めてこなかった人にとって、むずがゆい気持ちになるでしょうね(笑)
ここで重要になってくるのは自分自身を認めることです。
自分を認めることで、「次は絶対に成功できる」とか「実際に行動してみよう」って気持ちになるんですよ。
自分を認めることができなかったら、先ほどみたいに「自分はダメなやつなんだ」とどんどんマイナスな方向に気持ちがいってしまいます。
ねぎらう事ができれば、自分の気持ちがどんどんプラスの方向に向かっていき、行動するための意欲も沸いてくるんですよね。
それにほめる事と違ってねぎらう事は非常に簡単。
ほめるは結果が出た時じゃないとほめる事ができませんが、ねぎらうはやった事や思った事に対してねぎらえばいいんです。
例えば、自分がモテるのために筋トレをしたなら、
「自分磨きのために筋トレをすごいね」
もし実際に行動に移してなくて、筋トレしようと思ってただけだとしても、
「自分磨きのために筋トレしようと考えたなんてすごいね」
とねぎらうことができます。
別に声に出さなくても、ねぎらいの言葉を思うだけでもいいんですよ。
声にだしてねぎらってたら周りに聞かれますしね(笑)
もしかしたら自分で自分をねぎらうのが恥ずかしいと思う人もかもしれません。
でもそんなに気にしなくてもいいですよ。
プロスポーツ選手たちが自分自身に言葉をかけてセルフコントロールをするじゃないですか。
あれと一緒だと考えればいいです。
どちらも自分自身の精神面を高めるために行うものですからね。
自分自身の気持ちをプラス方向に持っていくためにも、ねぎらう事は理にかなってるんですよ。
ねぎらうことで、自分責めをしなくなり、行動することに対してやる気を失う事もなく、むしろよりやる気が満ちた状態で行動ができるようになります。
まとめ
今回は自分責めをしなくなる方法として、ねぎらうことの重要性について話しました。
行動に対してのやる気がなくなってしまうのは、自分責めから自分を否定してマイナスな気持ちになるのが原因なんですよね。
だからこそねぎらうことが大事なんです。
そしてねぎらうタイミングは、結果ではなく行動に関する全てのことに対してです。
ねぎらうことで自分を認めれるようになり、だんだん自分責めをしなくなるでしょう。
あなたもよりよい精神状態で行動する為にも、自分をねぎらってみてくださいね^^
コメントを残す