【第2章】目の当たりにした現実、崩壊していった価値観

社会人としての生活がスタートし、僕は少しずつ自分の仕事にも慣れていきました。

工場勤務という事もあって、てっきりライン作業(流れ作業で部品を組み立てたりする仕事)の職場に配属されるのかなと思っていました。

ただ僕は専門的な知識を使う技術職に配属。

元々単調な作業が嫌いな僕にとっては嬉しい誤算でした。

自分の知識や技術を駆使して製品を作ったり改造したり、 毎日違う仕事ができるのがとても刺激的で楽しかったです。

それに自分の意見が通るという事もあり、自分がその仕事に関わっているんだという実感を日々感じることができたので、やりがいのある仕事だなと思っていました。

なにより大企業で働いているっていうのが大きかったです。

大企業という安心感とブランド(笑)

給料面で見ても月の給料はそこまで多いわけではありませんでしたが、 ボーナスはそこそこに貰っていたので、そこまで不満はなく。

「給料は早く出世して増やしていけばいいや」

と軽い気持ちで考えていました。
(お金が関係することにはめちゃめちゃ野心家(笑))

大企業ってブランドもあるし、給料も出世して稼げばいい

あの時の僕は未来に対してとても楽観視をしていました。

順調に見えた僕の人生でしたが、4年目の時に今まで培ってきた価値観が崩壊する出来事がおきます・・。

欲しい車の為に貯金

当時の僕には、どうしても欲しい車がありました。

ローン支払いが嫌だった僕は、現金一括払いで購入しようと、 毎月のように貯金を続けていきました。
(欲しい車の為だったのでそこまで苦ではなく(笑))

そうして約4年かけて貯めたお金は400万円。

欲しい車を一括で買えるほどのお金が貯まりました。

あとは販売店に行って車を購入するだけだったのですが、今まで貯めてきたお金が、車を購入したら一気に0になるなぁ・・と、ふと思いました。

その時僕は考えてしまったのです。

 

俺が働いてきた4年間はこの車の為にあったのか?」

「この車を買うために、どれだけの時間と労力を費やしてきたんだ?」

「これから欲しいものとかやりたい事を見つけたら、そのたびにまた何年も働いてお金を貯めないといけないのか?」

「俺の人生ってこんな事の為にあるのか?」

 

働いてお金を稼いで、欲しいものを買ってはなくなる。

また1から働いてお金を稼いで、やりたい事に使ってはなくなる。

月100万円とか給料でもらえる訳ではないので、 大きな買い物をする時は何ヶ月も給料を貯金し購入。

今のままだとそんなワンパターンで単調な人生をこれから歩んでしまう、そう考えたら

一度きりの自分の大事な人生の時間を、無駄にしている感覚に陥りました。

 

「このままでは俺は何の為に生きているのかわからなくなってしまう」

そう思っていた矢先、追い打ちをかけるような真実を知ることに・・・。

 

10歳以上年上の先輩と、給料が5万しか変らなかった・・

僕には10歳以上、歳が離れた直属の先輩がいます。

その先輩には彼女がいて、将来は結婚を考えていました。

ただその先輩、給料面に不安があるという事でなかなか結婚に踏み出せず・・。

話の流れで僕は先輩の給料を聞いて、 驚愕してしまいました・・。

 

僕と先輩の給料の差は5万しかなかったのです・・。

大企業で働いていれば、今は少なくても将来的には大金を稼げるようになるんだと思っていました。

ただ目の当たりにした現実はとても厳しく、夢も希望も何もないんだなと感じました。

その瞬間、僕が今までの人生で培ってきた価値観が崩れ落ちていく音が聞こえたのです・・・。

現実はお先真っ暗だった

価値観が崩壊してからの僕はというと

「今のままの人生じゃダメだ!」

と考えるようになりました。

会社の収入だけに頼った人生に、不安と窮屈さを感じるようになったのです

今だと給料をもらったらまずは生活費を払い、残りの1部を自分の将来や欲しいものの貯金に回し、残りのお金を自分の娯楽に使っていました。

娯楽に使ってたとはいっても、使えるお金はたったの1、2万円しかありません。

20代前半の遊び盛りの僕にとっては、あまりに物足りない金額でした。

結局お金が足りず、貯金を切り崩す月も少なくなく・・・。

日本は年功序列ということもあり、若者の給料は少ない。

1番遊びたい時期に思い切り遊べないという現実が僕には辛かったです。

 

それに将来に対する不安から毎月貯金もしていました。

企業は昔とは違い終身雇用を約束できない状態です。

今は名の知れた大企業でも大量リストラを行う時代の中で、定年まで今の会社で働けるのか、

そもそも、今の会社が定年まで残っているのかどうかもわかりません。

もしもの事があった時に、会社の収入だけに頼っている生活じゃ、将来詰むなと思いました。

 

そして1番不安だったのが年金問題

世代が若くなるにつれ、受給金額が少なくなっているのはもちろん。

受給年齢が伸びていってるのが現状。

僕は自分の世代は年金をもらえないと考えています。

そうなると、より貯金する金額が増え、今使えるお金が全然ないなと思いました。

 

今と将来の生活の為に給料のほぼ全てを使い、娯楽の為に使えるお金は全然ない。

会社で出世してもほとんど給料が変わらない事が分かった今、これから何十年、下手したら働かなくなるまでこの生活が続くのかと考えてると

 

 

「なんか生き永らえる為に働いてるみたいだな」

 

ついそんな声が漏れました。

面白みのない人生だな

この生活を送って人生の最後を迎えた時、絶対に後悔しか残らないな、とも思いました。

 

自分の欲しいもの、やりたい事に思いっきりお金を使いたい。

将来に何の不安もない生活を送りたい。

1度きりの人生を謳歌したい。

 

ただ今の給料じゃそれは到底叶えられない。

そこで僕は行動を起こす事にしました。

稼ぐ方法を探すことに

会社の給料に期待できない以上、仕事以外でお金を稼ぐしか道はない事が分かりました。

それからというもの、来る日も来る日もネットでお金の稼ぎ方を調べる日々。

僕は無我夢中で調べまくりました。

現状の人生を変える為

そして、理想の人生を生きていく為に・・・。

第3章へ続く

【第3章】ビギナーズラックで有頂天男と化す

2019年7月10日

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